こんにちは。ちずです。
3月1日、2日にカムチル演劇部旗揚げ公演「プロローグ」が上演されました!
今回は、その記念で出演者に、初公演までの道のりや感想などインタビューしてきましたので、出演者の生の声をお届けします!
注意)観ていない方には分かりづらい部分が少しありますが、ご了承下さい。
カムチル演劇部旗揚げ公演「プロローグ」について
日時:2024年3月1日(金)、3月2日(土)
作品①:部内会議(コメディ)
≪出演≫
こたろー、みゆき、ムロ、敬大、にーやん
≪脚本・演出≫
ヤス
≪あらすじ≫
稽古を重ね、いよいよ本番当日を迎えた演劇部裏方スタッフの4人。準備は順調で問題なく公園を迎えられると思いきや!?なんと突然のハプニングに襲われ大ピンチ!公演開始まであと5分、、、彼らは無事に公演を迎えられるのか!?
作品②:5年ぶり(ドラマ)
≪出演≫
どかっち、アンナ、ヤス
≪脚本≫
ヤス
≪演出≫
にーやん
≪あらすじ≫
5年ぶりに集まった、高校時代の同級生3人。吹奏楽部に所属していた彼らは、部活動時代の思い出話に花を咲かせる。ところが、事態は急展開を迎え一触即発の3人。一体過去に何があったのか、、、。
インタビュー
質問① 初めて舞台に立ってどうだったか
どかっち)緊張した。楽しかった。
みゆき)緊張した。
コタロー)自然体にできた!本番までの過程も集大成も楽しかった。
敬大)芝居遊びをよくすることもあり、緊張は無かった。知り合いが観に来ててありがたかった。良い思い出になった。
なおや)こういった経験今までなくて楽しかった。反応してくれるのは嬉しいし、楽しい!
ムロ)非日常で楽しかった。なりきりすぎてハイになり記憶が無い。
アンナ)楽しかった。役に入ってしまうので記憶が無い。それが楽しい。
と、緊張しながらも楽しむことができた方が多いようです。舞台で多くの人に観ていただく機会は、習い事や劇団に入ってない限りなかなか無いと思います。なのでまさに非日常で良い刺激になったはずです、、!
質問② 印象に残ったセリフ・場面
敬大)「部内会議」最初の部長との一言目。コントであり、エネルギーを出すか出さないかによって、観ている人の受け取り方が変わり、出さないと盛り上がらないと思ったから。
コタロー)ショートコントをする場面。この場面では「いかにスベるか」を考えて演技した。シーンとなるのが恥ずかしいし、苦しかったけど、、、。
アンナ)カナ(自分が演じた役)がわっとなるシーンでの「私たち、クズ野郎なんだよ!」というセリフ。演じてて、今日初めて泣けた。
なおや)「実は違う」という解決したところ。また、その前の女子2人のケンカのシーンも感情のぶつけ合いって感じで好き。
自分が演じた場面、自分のセリフが印象に強く残った方が多かったです。やはり、自分が役に向き合うことで役への想いも強まってきているようです。
質問③ 稽古中の楽しかった、辛かったエピソード
どかっち、他)最初の台本の読み合わせでいまいちだったため、にーやん(演出)に「このままでは(舞台に)出せない!」と厳しいことを言われたこと。しかし、この一言があったおかげで頑張れた。
敬大、コタロー)全員でなかなか集まれなかったこと。
アンナ)稽古に行けないこともあり、その時にブランクを感じるし、プレッシャーも感じた。
なおや)練習しすぎて、「そうだよ」と言うだけで笑ってしまうようになったこと。
みゆき)お笑いを目指すという設定を通すこと、劇中笑わない事が大変だった。一か月くらい出れないことがあったが、出れるようになったら、動きがついてきたのは楽しかった!
にーやんさんによる稽古がきっと熱いものだっただろうな、、、と思いました!初公演に向けて必死に練習を頑張ったのが皆様の一言から強く伝わりました。
質問④ にーやんさん、ヤスさんに聞きました!脚本・演出への想い
ヤス)「部内会議」では、個々のキャラが活きればと思い、稽古中に人柄を知るように努めた。そのままで、できれば芝居している感じを出さないようにした。「5年ぶり」では、「部内会議」との差を感じさせたく、空気が重くなってほしいと思い、書いた。結果、力量が試される台本となった。
にーやん)演出がかわると、同じ作品でも雰囲気が変わってしまうと思ったので、なるべく「自我」を消すことに努めた。尊敬する黒澤明監督の演出理論の系譜をしっかりと踏襲した。
作品に対する強い思いを感じました。そして、どうすればベストな形で作品を魅せられるかを、考えていた事が伝わりました。
質問⑤ 今後の稽古・次回作への意気込み
敬大)細かい表現をもっと覚えたい!
コタロー)刑事ものがやりたい!
なおや)反応が分かりやすい役がやりたい!コントに興味がある!
アンナ)(観客が)もっと舞台に呑まれて欲しい。そのレベルまで持っていきたい。
もっと上達して、いろんな作品に出たいという熱い思いが伝わりました!私も聞いていて、もっとカムチル演劇部を応援したくなりました。
最後に
インタビューは以上になります!
皆さん本公演に本気で向き合い、楽しんだことが強く伝わるインタビューとなりました。
私も実際に鑑賞しましたが、笑い、怒り、そしてまた笑い―と感情の波を感じ、楽しませて頂きました。
カムチル演劇部の今後の活動に乞うご期待!!